夫婦になれば本音でOK 交換だってコワくない!

今から数年前の私の誕生日に、当時まだラブラブ度数満開だった夫がプレゼントをくれました。

何かくれるだろうなという淡い期待はあったものの、意外と大きな包みに驚きました。

「開けてもいい?」

「いいよ~」

自信満々の夫と、期待に胸いっぱいの私。

「!!」

それは私の大好きなブランドのバッグでした。

「○○(私)ここのかばん好きって言うてたやろ」

「う、うん!ありがとう…」

「どんなんがいいかわからんから、店員さんに年齢とか言うて選んでもらってん」

「へぇ~、年齢言うてくれたんや…それでこれなんや」

「え?あかんかった?」

「ううん、いいねん、いいねん…ありがとう」

夫が私の年齢を公表してまで買って来てくれたそれは、私が苦手とする可愛らしいピンク色の、これまた私は使い勝手が悪いので敬遠していた巾着タイプのバッグでした。

私がそのブランドが好きな理由は、ちょっと大人っぽくモノトーンでシンプルなモノが多く、私の普段の服装にも合わせやすいからだったんです。

そのお店でこんな色を取り扱っている事にも驚きましたし、当時35歳だった私の年齢を聞いてコレを選んだ店員さんのセンスにも驚きました。

その夜、せっかく買って来てくれた夫の優しさを邪険にしてしまう罪悪感と、コレを持つ勇気を出せるか一晩中悩みぬいた結果、「やっぱり無理!」と言う結論に達し、本当のところを翌日夫に伝えました。

「せっかく買って来てくれたのにゴメンな。ちょっとやっぱり私には可愛すぎるからよう持たんわ~ホンマにごめん。これって××の中のショップやんなぁ?レシート持ってる?ほんで今日交換してきてもいい?」

きっと彼氏彼女の関係ならば、デートの時だけでも無理をして持ったと思います。

だけど夫婦は毎日一緒に生活しているのですから、持っている場面だけではなく、「全然持っていない事実」もばれてしまうわけです。

せっかくプレゼントしたのに全く使われていないのを目の当たりにするのは辛いですよね。

一応理にかなっている私の強引な提案に、夫はちょっと苦笑していましたが、ちゃんとレシートをくれて無事に交換する事が出来ました。

自分のお気に入りのモノを選んだのですから、いつでもどこでもそのバッグで出かけていたのは言うまでもありません。

今となってはそのバッグも使い込まれすぎて外に出る場面はなくなりましたが、きっと一生手放せないと思います。

Comments are closed.